今回は日本人に大人気の仮想通貨NEM(ネム)を解説していくよ。
mijinやハーベスティングで有名な通貨であり、日本国内でもコミュニティが非常に活発なのでしっかりとその性質と将来性を知っておこう。
仮想通貨NEM(ネム)とは
NEMはNew Economy Movement (新しい経済活動) の略称で、金銭的な自由と平等をスローガンとして発足したプロジェクト。
NEMのプラットフォームで使用される通貨の単位はNEMではなくXEM(ゼム)。
初心者は勘違いしがちなので覚えておこう。
名称 :XEM(ゼム)
時価総額:約55億 USD
発行枚数:8,999,999,999XEM
▼公式Twitter▼
https://twitter.com/NEMofficial▼公式Webサイト▼
https://nem.io/▼ソースコード▼
https://github.com/NemProject
XEMは当初約1600人の投資家に均等に配布され、それ以降新規発行はされていない。
すでに発行上限枚数に達している為、ビットコインのようにマイニングのようなシステムもなく、代わりにハーベスティング (収穫)による報酬制度を設けている。(後述)
ビットコインがマイニングを採用したPOW(Proof of works)方式を採用しているのに対し、NEMはPOI(Proof of importance)方式を採用している。
POI方式とは特定のプラットフォーム内において重要度(貢献度)の高い人に対して多く報酬を支払う方式のこと。
NEMの場合はXEMをたくさん持っている人や、取引などでXEMを多く利用した人が多くの報酬を受け取ることになる。
ハーベスティング(収穫)とは
ハーベスティングはNanowalletという特別なウォレットに10,000XEM以上を入れておくだけで、XEM取引で発生した手数料報酬を受け取ることができるシステム。
このハーベスティング報酬を誰が受け取るかはランダムに決定され、NEMネットワーク上で貢献度の高い人(POIスコアの高い人)ほど選ばれやすくなっている仕組みだ。
一言でまとめるならXEM取引を活発に行っている人や、Nanowalletに多くのXEMを保有している人ほどハーベスティング報酬を受け取りやすくなるってこと。
ハーベスティングに関しては以下の記事で詳しく解説しているよ。
➤ ネム(NEM)のハーベストのやり方を徹底解説!ネムをノーリスクで増やす方法
mijin(ミジン)について
mijinとは取引所ZAIFを運営するテックビューロ社が開発しているプロジェクトで、『速い・安い・安全に』をモットーとして個人・法人問わず誰でもブロックチェーンの恩恵を受けられることを目的とした汎用プラットフォーム。
mijinを複数のクロウドサーバー上に立ち上げると、それぞれのノード同士が連動しブロックチェーン上にそのデータを記録していく。
仮にハッキング等の外敵からの攻撃を受けていくつかのノードが機能を停止しても残ったノードがあればデータが消えることはなくなる。
これにより複数のノードを物理的に離れたネットワーク上に立ち上げることでデータのバックアップさえ必要がなくなるという機能だ。
このmijinの開発にNEM開発チームが参加しており、mijinが様々な企業で利用され知名度が上がれば上がるほどNEM(XEM)の知名度も上がるという訳だ。
mijinを採用している企業
mijinに申し込みをしている企業は2018年1月現在で約430社もある。
日本国内のmijin採用企業をいくつか挙げると
● 株式会社NEC情報システムズ
● NTTデータジェトロニクス株式会社
● 株式会社ドリコム
● 株式会社ミクシィ
● 野村総合研究所
● 株式会社日立ソリューションズ
など、様々な大手企業がmijinの採用に手を伸ばしている。
今後ブロックチェーン技術が当たり前のように浸透していき、その筆頭となるシステムがmijinとなる日が来るのかもしれないね。
その時はNEM(XEM)の知名度も爆発的に広がっていることだろう。
mijinの大型アップデート『カタパルト』について
mijinは2018年にカタパルトという大型アップデートを控えている。
カタパルトによってもたらされる1番の恩恵は大幅な処理速度の向上。
カタパルト実装後はXEMのトランザクション処理能力が4000件/secにまで上がるという言われているんだ。
● BTC 15件/sec
● LTC 50件/sec
● XRP 1500件/sec
● XEM 4000件/sec
カタパルト実装後のXEMは爆速処理が売りのリップル(XRP)の2倍以上の処理能力を持つことになる。これは期待せざるを得ない。
カタパルトの実装は元々2017年を予定していたんだけど、予定が遅れて2018年に延期となっている。いつ実装するかは未定だけど、カタパルト日程が発表された瞬間にXEMの価格は一気に飛びあがることは間違いないだろう。
XEMの価格・チャート
XEMの価格推移は以下のとおり。
● 2017年2月 0.7円
● 2017年5月 20円
● 2017年9月 30円
● 2017年12月 30円
● 2018年1月 200円(最高値)
● 2018年2月 60円
去年の2017年2月から最高値の200円までで約285倍になってるね。
1月に大暴落してしまっているのは、取引所コインチェックのNEM流出事件の影響を大きく受けてしまったからだよ。
あの事件はXEMは一切悪くないので手放す必要は無かったんだけど、初心者がパニック売りをしてしまっただけだから気にする必要はない。
2018年はどこかでカタパルトが実装されるタイミングで大きく暴騰するはずなので、常にXEMは気にかけておこう。
XEMが買える取引所
現在XEMは国内取引所だとZaif (ザイフ)で購入できる。
ザイフはmijinの開発を担っていてNEMと深い関わりがある取引所なので国内でXEMを買うならザイフ一択だろう。
ザイフは手数料もかなり安く、全てのアルトコインが指値注文で購入できる取引所なので是非とも登録しておこう。XEMは海外で買っても国内で買っても価格にそこまで差は無いのでそのままZaifで購入して問題ないよ。
総括
● NEMはPOI方式を採用
● Nanowalletでハーベスティングが可能
● mijinでブロックチェーン技術の普及を図る
● カタパルトアップデートで高騰必至
● XEMを買うならZaif(ザイフ)一択
NEMはテックビューロ社が絡んでるおかげか、日本人に人気の高い通貨となっている。
NEMは知っているけどNEMの特徴やシステムまでは知らなかった人は、これを機にもっとNEMについて勉強してみよう。
東京渋谷区にはnem bar (https://nembar.tokyo/) というNEM支払いが可能なバーもあり、コミュニティも非常に活発だ。
興味が湧いたら是非NEMを購入してあなたもネムラーになってみては如何だろうか。
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